昨年の年金問題に代わって、今年は少子化対策が政治テーマとして大きく取り上げられることになりそうです。
少子化対策、与野党競う NIKKEI.NET より
以前にも書いた通り、わたし自身は、「産みたいけど産めない/何らかの事情で産むのをためらってる人への支援」はもちろん必要だけど、「別に欲しくない」という人は放っておけばいいじゃん、というスタンスです。
ですが、ネット上の意見や政治の動きを見ていると、どうもそういう独身女性の考えを何とかして変えさせようと知恵をひねっている人がいる様子ですので、ならば当事者として(?)、わたしも考えてみようかと思った次第。見当違いのメーワクな対策とかされるとやだし。
ひとえに独身女性といってもいろいろな考えの人がいるわけで、まずは分類した上で、それぞれに対する対策を考えていこうと思います。
なお、このテーマですから、10代でデキ婚したお嬢さんとか、そういう方は考察の対象から除いてしまいます。いわゆる「適齢期」といわれる年齢になっているのに結婚・出産していない女性が対象です。
独身女性の結婚・出産に対する考え方による分類
1.結婚にも出産にも前向き
2.結婚には前向きだけど、子供は欲しくない
3.結婚は興味ないけど、子供は欲しい
4.結婚も出産も興味がない
どれがどの程度のパーセンテージを占めているかは不明ですが、20代半ばくらいまでの独身女性の間では、1のタイプが最も多いのは今も昔も変わりはないでしょう。20代後半以降になると、1と2はどんどん結婚して「独身」ではなくなっていきますから、3以降が増えるわけですけど。
結婚に積極的な女性への対策
まずは1と2の、結婚に積極的な女性に関して。
出生率を上昇させる、という観点から見れば、結婚市場において1の女性たちには何としても2に勝っていただかなければなりません。しかも結婚後、本人の希望通りにたくさん子供を産んでいただく為には、日本の現状の子育て事情及び「何の為に出生率を上げなければならないのか?」を鑑みた場合、ある程度以上の裕福な男性と結婚してもらう必要があります。しかもたくさん子供を産んで育てられる体力のある年齢のうちに。
さて、その方法ですが。
まず、結婚市場(恋愛市場ではない)における力関係とは、おおまかに見て以下のような感じだと思われます。
ごく少数の金持ちand/orイケメン男性 > 少数の美人女性 > 残りの大多数の男女
この現実を考えると、1の女性を後押しするよりも、最も自由な選択権を持つ「金持ち男性」が積極的に1のタイプの女性を嫁にもらってくれる方法を考えたほうが効率が良さそうです。
何しろ、ライバルである2のタイプの女性がどういう人種であるかを推測するに、「結婚しても子供は産みたくない理由」といえば仕事か遊びたいかのどちらかであろうと考えると、バリキャリor派手で遊び好き系が多いことが想像できます。つまり高収入の独身男性が多数いる職場環境だったり、毎夜勝負服着て合コンに繰り出す女性が多数属しているわけで、手ごわい。1の女性が真正面から勝負を挑んでも、勝率は心許ないですから。
というわけで、「たくさんの子供を養育できる経済力のある男性」が「たくさん子供が欲しい女性」と積極的に結婚してくれるようになる方法を考えれば、これらの層が抱える問題は解決しそうです。つまり、ブラピみたいな「子供好きの金持ちな男性と、仕事好きで子供は欲しくない女性」といった、少子化問題の観点から見た「ミスマッチ婚」を起こらなくすれば良いわけですね(笑)
で、その方法については……。
…………。
すみません、わたしには難易度が高すぎます。当事者であるお金持ちの独身男性、考えてみてください、どうぞよろしく。
結婚に消極的な女性への対策
続いて、3と4の女性について。
ところで、4の中でも「結婚も出産も、絶対にしたくない!」という人は、ごく少数というのが実感です。少なくともわたしは、そう主張する女性にはテレビ以外ではお目にかかったことがありません。3の中の、「絶対に死んでも結婚したくない!」という人もほぼ同様でしょう。「別にあんまり興味ない」程度のスタンスの人が大多数だと思われます。
まずは4よりは実現性の高そうな、3の女性の出産を支援する方法を考えてみます。
まあ大雑把に考えて、「何とかして結婚する気になっていただく」か「シングルマザーを推奨する」かの二択になるわけですが。後者は法整備の他に「世間の意識改革」が不可欠ですので、早急には難し過ぎでしょう。
となると、後は結婚を推奨する方法ですが。以前に「出生率を上げる方法」というエントリーで、独身男性への対策について書きました、そういえば。で、そこで触れたように、「選択肢があり過ぎて迷ってしまう」のは女性にも当てはまると思うんですね。3の女性というのは「子供が欲しい」という動機があるのですから、後は「ダメだったら離婚すればいいよ、養育費は国が責任を持ってキッチリと渡すから。だからとりあえず適当そうな相手がいたら、迷ってないで結婚しちゃいなよ」と背中を押してあげればいいのです。
ただ、ここに1つ問題が生じます。「離婚の敷居を下げる」というのは、3の女性には効果があると思われますが、1のタイプの女性に対しては、むしろ子供をたくさん産むことを阻害する原因になり得てしまいます。まさか「女性から離婚を切り出す場合のみ簡単に成立するようにする」わけにもいきませんし(笑)
1のほうが数の上では圧倒的に多いであろうことを考慮すると、「3は放っておくべし」ということになりそうですね…。
最後に、4について。「どっちも絶対イヤ!」という人は放置するとして、「結婚・出産に興味ない」という人に興味を持たせるようにする方法は、ある意味すごく単純明快です。結婚・出産した女性が、独身女性から見て「すごい、うらやましい?」という存在になればいい。それだけのことです。
ですが現実には、若い女性がうらやむ結婚といえば、かっこいい芸能人か、すごいお金持ちと結婚した人くらい。普通の人と結婚した友人を「いいなあー」と本気で言う独身女性って、あんまりいないです。だって子持ちの友達から、さんざん子育ての苦労や旦那さんのグチを聞かさせていますから。
ここで、「よーし、頑張ってわたしもイイ男つかまえてやる!!」というアグレッシブさを持てるか否かが、1のタイプになるか3以下になるかの分かれ目なわけですね(笑)
そして、そこまでの積極性を持てないタイプの女性は、身近な同性に、離婚して苦労して子供を育てていたり、育児ノイローゼになってしまった人がいれば、いくら政府が旗を振ったところで、ちょっとでも想像力を持ち合わせていれば、出産に二の足を踏んでしまうのも当たり前です。
4のタイプの「あんまり興味ない」女性を前向きにさせるには、前のエントリーで指摘したような、子育て中の女性の負担と不満を解消させる方法を1つ1つ実現させていくことが、最も遠いようで最も近い道だといえるでしょう。
美夜さん、来ましたねぇ。。。
私は4でも絶対て訳じゃない人ですね。学生時代も4でしたが恋愛はしてたし、それなりに頭に2文字がよぎって危うくするのか?の手前までいきましが、止めて今はよかったと日々思うのは何でだろ?
結婚して、まだ子供が居る人は結婚はいいよ、子供はいいよですが、単に結婚して1年以上の専業主婦や仕事してる主婦て、楽しくないみたいです。。。会社では色んな会に誘われないし、お洋服も気合入れても誰に見せるんだ?みたいな好奇な目が、何だろ?挙句の果てに愚痴を聞かされると、結婚て何が楽しいんだろ???です。
また自分の育った環境もかなり影響しています。。。ああはなりたくないて言うのが根底にあるかも。。。
頑張って書き上げましたー!
ですよね、やっぱり「絶対に結婚も出産もイヤ!」って女性は少ないですよね。
わたしの周囲には「結婚して子供はいなくて楽しくなさそう」というパターンの女性はいないので、興味深いお話です。そっかー、そういう人が身近にいると、出産以前に結婚自体に二の足を踏んじゃいますよね。
少子化に関する一考察
きょう、「A.I.」という映画を観ていました。その冒頭に、ロボットを開発した学者が「神はアダムを、神を愛するように創り賜うた」と言うシーンがありました。
それ…
子曰く、其の鋭を挫き、其の粉を解き、其の光を和らげ、その塵に同じうす。
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