以前にも同じこと書いたのですが、改めて。
一時期よりは良くなってきたとはいえ、まだ20社30社と受けても内定がもらえない学生さんは少なくありません。
特に日本社会では、新卒採用の機会を逃してしまうと就職は格段に難しくなります。内定をもらえないまま卒業の時期を迎えてしまった若い人たちに対して、更に「フリーターは駄目だ」と言ってしまっては、後は「何もしない」という道しか残らないのではないでしょうか。
[ゴーログ]ニートな若者には佐野元春を聴かせよう! 週刊!木村剛
そもそも、若者の働き口がこれだけ少ない中で「フリーターの若者を定職に就かせよう」なんてお役所が言い出すのもヘンな話です。
ところで、マンガなどでよく、学校の廊下に試験の点数と順位や名前が貼り出されるシーンがありますが、皆さんはあれ実際に体験したことありますか?
わたし自身は、中高通じて1度もありませんでした。高校のときは、点数と順位だけが印刷されたプリントが配られるので、自分の点数を探せば自分の順位だけはわかる、という形でした。ちなみにわたし、「就職氷河期」といわれるようになった最初のころの世代です。
それに、もちろんこれは極端な例だとは思うのですが、運動会の徒競走で「子供に順位をつけるのは良くない」と、全員手をつながせて同時にゴールさせる小学校まであるとか。
あらゆる面において「競争」を排除され、「努力は必ず報われる」ときれいごとだけを教わって育ってきた学生たちが、就職試験で初めて現実世界の競争にさらされ、「努力は必ずしも報われない」という現実に耐えることができず諦めてしまう…。そんな若者に「勤労の大切さを教える」的な対策が効果を発揮するとは1ミリほども思えません。
「急がなくていいじゃない。とりあえずはアルバイトからでいいじゃない」
そうメッセージを発することで、ニートの若者の全員とはいいませんが、一部の人は目を外に向けることができるようになるのではないかと思うのです。
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追伸
PurpleMoon Blogから週刊!木村剛にTBした記事は全て投稿扱いにしてくださいませ。(前回書き忘れてしまいました)
最近TB減り気味ですが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
こんばんは。昔読んだ本で 競争がなくなった社会は滅びる
というようなことがかいてあったのですが、読んだ当時は全然
ピントこなかったんです。今から10年くらい前。
今考えると あの本の作者は10年先が見えていたのかなって思います。なんだか日本がイメージ国家になってるような感じがします...。
はじめましてこんにちわ。
ニートの話は「こうすればいい」というのが
見えない問題ですね。
私もちょっとニートについて思ったことを
書いてみたいなと。
筋の通った書き物が出来るのか分かりませんけど、
宜しければ、出来上がり次第、こちらにもトラック
バックさせて頂きたいなと思います。
それではまた。
>一時期よりは良くなってきたとはいえ、まだ20社30社と受けても内定がもらえない学生さんは少なくありません。
去年、就職活動をしていた身としては、そのような学生は非常に少ない上、確実に本人に理由があると思われる。就活後の私の実感としては、企業は人を欲しがっているが学生のレベルが低いということである。新卒採用の機会を逃してしまうと・・・という件はその通りだが、新卒でどこにも就職できないというのを社会のせいにするのは、人間として欠陥であるとしか言いようがない。そういう彼らの不甲斐無さから目を背けさせておいて、「フリーターでもいい」などと言って安心させておけば、行き着くところは野垂れ死にか犯罪者だろう。
>ネット難民さん
このブログではたびたび書いていることなのですが、本当に、社会の変化に学校教育がついてきていないと感じます。
>kbscr507さん
トラックバックありがとうございました。
雇用環境を変えるのが先決か、少なくとも同時に進行しなくてはならない問題ですよね。せっかくヤル気を出しても「ニートだったから」「フリーターだったから」で落とされるのでは、結局同じですからね。
>00さん
おっしゃりたいこと、よく分かりますし、00さんに賛成する大人は昔も今もとても多いと思います。そしてその結果が今の日本なのではないかと。
流れ着いてきました。初めまして。
私は大学を中退してしまい、新卒採用どころの話では無くなってしまいました。
専門的な大学だったのでなんとかそれを生かしてバイトで暮らしてますが、逆に大学の友人は就職のほうが厳しいみたいです。
大学で学んだ事を生かしながら、と希望を持って就職活動しても採用も少ないし、
ほとんど希望以外の職か、院にいくかバイト生活みたいです。
女の自分はまだバイトでもいいけれど、男性は辛そうですね。