昨年、テレ朝の深夜番組で「インスタントラーメンの食べ過ぎは体に悪い」と放送したところ、インスタントラーメン業界からクレームが入り、局側が謝罪するという出来事がありました。
食品や日用品などの業界は、テレビCMを大量に打ってくれる、テレビ局にとっては大のお得意様らしいですから、一民間企業としては当然の判断なのでしょう。
情報が「商品」である以上、お客様が求める商品を作るのは企業の務めなのですから。
[ゴーログ]良心的なのはマスコミか、それともブログか? 週刊!木村剛
マスコミにとっての「お客様」とは、スポンサーと視聴者・読者。
マスコミが良心を失ってしまった理由は、突き詰めれば結局は、スポンサー及び視聴者がマスコミに良心を求めていないからなのでしょう。
もちろん、他にも多少の原因はあると思います。1つ思いつくのは、島国日本における日本語の壁です。日本全国、数少ない新聞社とテレビ局が同じ情報を流し続けてきた日本では、視聴者の側に「選択する能力」がまだまだ備わっていないのでしょう。多チャンネル、インターネットでの能動的な情報収集が当たり前、の世代が日本経済の主流になるころには、今よりちょっとは変わるのではないか、と思います。
ただし、それでも「良心的」で「美しい」ものが大勢を占めるようになるかというと、正直いってその望みは限りなく薄いと言わざるを得ません。今現在のネットの世界をよく知っている人であれば、だいたい皆さんそう思われるのではないでしょうか? 選択肢が無数に広がり、人々にリテラシーが身についたところで、やっぱり俗悪的なもののほうがウケが良いのは変わらないでしょう…。
マス・コミュニケーションと商業主義と良心とを全て高いレベルで共存させる方法、だなんて、考えるのも億劫なほどの難題ですが、いわゆるぐろ?ばる化でぼ?だれすな今の世の中、日本独自の情報統制などできるはずも無く、その中で良心を守っていこうとすれば、ベストではないけどベターな方法として、「GuardianとThe Sun」「高級紙と大衆紙」のごとく明確に色分けして、その上で若い世代に判断力をつけさせるしかないのかなあ、と、最近はそんな風に考えています。
そしてその上で、日本の企業がもっと自社の「ブランド」に気を遣うようになれば良いと思うんです。
ネットに一時期大流行(?)して大いにウザがられた「ポップアップ広告」ってありましたよね? あれってハッキリ言ってネットしてる人にとってはウザいだけで、むしろ企業イメージにとってマイナスでしかなかったと思うのですが、「広告=とにかく露出を増やして覚えてもらうこと」としか考えていない企業が多いからあんなものに広告費出しちゃうわけで。マスコミに選択肢が増え、その中から自ら「良心的なもの」を選ぶ視聴者が増え、そして「良心的なもの」に自社や自社商品のイメージを結び付けたいと望む企業が増えれば、マスコミにも「良心的なもの」が増えていく、はず。
う?ん、壮大な計画ですけどね…。
以上、久しぶりの週刊!木村剛への投稿でした。
ちなみに、タイトルにした「毒だらけの世界であなたを護るために」というのはきみペ12巻のMOMOのセリフから。
いやホント、世界は毒だらけですよ、その事実は変えられません。せめて自分の周囲にだけでも良心を保っていくようにするしかないのでしょうね。
と、わたし自身はかなり諦め入ってるのですが、それをもうちょっと広く社会に働きかけるべく実際に行動していらっしゃるゴーちゃんのことはとっても応援しております。
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