枡野浩一のかんたん短歌blogが更新されていたので見てみたら、28日発売のスーパージャンプにて、枡野氏の小説『ショートソング』(集英社文庫)のマンガ版が連載開始だとか。
早速買ってきました、スーパージャンプ!

…いざ買いにいく段階になって、「あれ、ウルトラジャンプだっけ、スーパージャンプだっけ??」と混乱し、慌ててネットで確認。
ウルトラとスーパーって、紛らわしいネーミングだと思いません?! えーっと、「皇国の守護者」が載ってるのはどっちだっけ?
で、「BASTARD!!」はちゃんと連載続いてるんでしょうね?!
あ、そっか、スーパージャンプは「リングにかけろ2」が載ってるほうね。

書店でもマンガ雑誌売り場を2往復はしてしまいました。が。
おおおっ、表紙じゃないですか、「ショートソング」!
作画の小手川ゆあさんの描かれる女の子、かわいくっていいですね。女性のマンガ家さんなんですね、すごく納得。女性読者としてはやっぱり、女性キャラがコビコビだと引いちゃいますもんね。
主人公のひとり、国友くんもかわいくて良い。

わたしの場合、作中に出てくる歌の作者がわかってしまうので、「ここでこれが出たか?♪」という楽しみ方ができてしまうのですけど、それを抜きにしても、素直で前向きな国友くんと、サド気質で厭世的な伊賀さんが、今後どうやってつながりを持つようになるのか楽しみです。
女性読者の御多分に漏れず、わたしも「マンガは単行本で読む派」なので、「いずれきっと国友くんが、むらやまじゅん氏の『地球には…』とかも詠むに違いない。で、ワニは出るの?!」なんてことを想像しながら、1巻発売楽しみにしてます!

…あー、えーと、これだと「小説のほうは買わないです」と宣言しているようなものですけど…(笑)


ところで、集英社文庫のサイトのコラム『第十回「ショートソング」 小説が漫画になるとき』に枡野氏と小手川氏のインタビューが掲載されているのですが、枡野氏があえて「伊賀寛介=枡野浩一」と読者に思われることを狙って書いたことに関して、こんなくだりがあります。

小説版の伊賀は、仲間うちでは賛否両論なんですよ。僕のことを知ってる人ほど、伊賀と枡野のギャップが気持ち悪いらしくて。実際の僕はプレイボーイじゃないし、どちらかといえば、克夫に近い部分のほうが多いんですけどね

お友達に「気持ち悪い」とか言われちゃったんですか?! それはちょっとひどい…(笑)
フィクションで描く「同性のカッコいい人物像」が、作者に多少似たところがあって、かつ作者よりもっとずっとカッコいい人になるのは、当たり前ですよね。作者自身が日ごろ「カッコ良くなる努力」を一切放棄していない限り。
逆に、作者と全く同じだったら、そのほうがよっぽど気持ち悪いナルシストでしょう?!(笑)


それから、「一般の人に短歌の楽しさに触れて欲しい」という、マンガ版の趣旨を踏まえて今回のストーリーを読むと、「かんたん短歌の作り方」のときも同じようなこと書きましたが、「上手な歌」だけが並べられていると、素人はそれが良い歌だということが判断できない、というとこかな?と思います。
国語の教科書のように、名作がズララッと並べられているのを見ても、素人としてはいきなり「自分も作ってみよう」という気にはなれないものです。
「上手な作品」と「イマイチな作品」を比べて、「ああ、なるほど、こういうのがうまい短歌なんだ。あ、何かヒケツが分かった気がするっ、自分にもいいのが作れるかもっっ!」と、(例え、実は全然理解してなくても)何となく分かった気になることが重要だと思うんですよね。


コミック発売、ホント楽しみにしております。

枡野浩一公式blog こんなにもふざけたきょうがある以上

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