今日の「行列のできる法律相談所」は、久々に丸山先生が登場。カピパラが出てきたりして、いったい何の番組だかわからない内容だったのですが、その中でARToolKitらしきものを紹介していました。
この手の技術には詳しくないので確信はありませんでしたが、あの四角いマーカーが描いてある上に3DCGが表示されていたので、おそらくそうなのではないかと思い検索してみたところ、ゲストの奈良先端科学技術大学院大学の加藤博一教授はARToolKitの開発者らしいので、当たりだったようです。

具体的には、「飛び出す絵本」の紹介として加藤教授が登場。マーカーが描かれているだけの絵本と、ケーブルが何本もつながれたヘッドマウントディスプレイを持ってきます。「一度にひとりしか見られないんですよー」と、ゲストのひとりにディスプイレイをかぶせて絵本を見せると、ゲストが「ウワー」と驚く。
そこでカメラが切り替わり、カメラの映像に直接CGを合成した映像を流し、スタジオに「ウワー、飛び出してる?!」と大げさな声が響く、といった具合でした。

でもって。おそらく、テレビ番組でこれ紹介しても、別段このあたりの技術動向に関心のない視聴者は「フーン」程度の感想しか持たなかったと想像します。だってリアルタイムCG合成自体は、テレビでよくやってますもんね。ニュース番組で半透明なパネルに文字が書かれてたりとか、アナウンサーの隣でバボちゃんが歩いてたりとか。
あれが、大げさな機材などを使わず、一般のご家庭にあるPCで実現できる、ってのがARToolKitがビックリなポイントだと思うんですけど、絶対に伝わってないと思うなぁ。


ARToolKit自体、未見な方は、こちらなどをご覧ください。
…また初音ミクですけど(笑)


流れるコメントが興奮気味なのが多くて楽しいです。でも本当、机の上でSFの世界が実現されてる感じがして、ワクワクします。

…ときどき、立体ホログラムみたいなのと勘違いしてるコメントがあるんですけど、違いますからね、念の為。カメラで撮影した映像にCGを合成して、リアルタイムでモニターに出力する技術です。
「小型PC付きヘッドマウントディスプレイを早く開発してくれ!」というコメントがちょくちょく出てくるのはその為です。カメラとモニターとPCがないと見ることができないのですよ。


簡単な解説は、同じ作者によるこちらの動画をご覧ください。
ARToolKitは、ツールとして完成されたソフトウェアなわけではなく、あくまでライブラリなので、上の動画の作者さんは自分でプログラムを書いて初音ミクを動かしています。

自分でもいじってみたくなった方は、こちらのサイトをどうぞ。

ARToolKitを使った拡張現実感プログラミング 工学ナビ

動画へのコメントで「日本始まったな」というのがあったんですけど、その言葉が決して大げさに聞こえません、ホント。
加藤教授は「実用化の話があったら是非」といったことを言ってましたけど、ということはソフトウェアとして発売するような話は進んでいないのでしょうか??

それこそ「初音ミク」方式でキャラを組み込んで、自分でプログラム書けない人も使えるようにして売るとかすれば、絶対に売れると思いますこれ。

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