一昔前ならば、社会に不満を持つ人々は左翼になったのでしょうが、今では右側に行くのが世界的なトレンド。
日本では暴動のような目立った動きこそないものの、ネットを見れば右翼的な思考の若者がそれなりに存在することが分かります。
…この方の場合、もう32歳ですから「若者」というには少々無理がありそうですけど。
反発と絶望 極論生む フリーター『戦争を希望』 東京新聞「自分は今でも戦争を求めている」。赤木智弘さん(32)は、きっぱりと言った。「戦争で死ぬのと経済的理由で死ぬのは、自分にとって同じこと。今のままでは、どうせ寿命はまっとうできない」
わたしも就職氷河期世代ですが、この時代の数少ない成長産業がいわゆる「IT」でした。わたしと同じ文系の学科の女子大生でさえ、SEとして採用されてた人がいたほどです。
この赤木さんて方、経歴を見るとコンピュータ系の学校を出ていったんは就職したにも関わらずすぐに自己退職し、その後ずっとフリーターなのだとか。
本気で何社も何社も受けて不採用になって、仕方なく派遣やフリーターをやっているわけではないようです。
で、その「フリーター経験」を生かして今ではライターとして仕事をして本を出版したりしているわけですから、まあこの人を「現代のフリーターの代表」のように見るのはそもそも間違っているということですね。
つまりこの赤木さんという方は、「社会が悪いから俺はフリーターのままなんだ」なんていう考え方は単なる甘えだ、というのを自ら証明しているわけです。なんという皮肉なんでしょ(笑)
フリーターならフリーターであることを逆手にとって商売にしろ!という、まさにお手本。資本主義社会万歳ですよ、すばらしい。
「戦争を望む」という、センセーショナルなキャッチコピーを思いついたセンスもなかなかのものですね。
今どき、都内じゃ八百屋のおやじだって「社長」です。
「正社員になれない」なんてグダグダ言ってないで、この赤木さんのようにフリーで仕事を取るなり、いっそ自ら起業して社長になればいいのですよ。そうすれば、嫌な上司にコキ使われる心配もありません!
書店に行けば、起業に関するマニュアル本なんて腐るほど並んでいます。ネットから情報を得ることもできるでしょう。
「正社員になれなきゃ駄目だ」と思い込んでいる時点で、既に過去の日本のサラリーマンたちの常識にとらわれてしまっているのですよ。「若者を搾取する団塊世代」の価値観を、なぜ自ら進んで踏襲しようとするのでしょうね?
西さんはある食品メーカーに応募書類を送った時、一橋大四年の友人と志望動機などを一字一句同じに書いたら、友人にだけ面接通知が来た。「安定した地位にいる人が口にする『努力』って、一体何だ?」と思った。
その「安定した地位」を手に入れる為に行ってきたことが「努力」でしょうに…。「結果の平等」が欲しければ、共産主義国にでも移住すれば良いことです。
この記事を読む限り、「年長フリーターというのは、やっぱり本人の能力不足や努力不足なんだなあ」と、ものすごく納得させられてしまいます。
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