大使館からの献血呼びかけの記事が毎日新聞などに掲載されたのが今月始め。
<サウジ大使館>「留学生の代わりに献血して」と呼びかけ 毎日新聞「『世界献血デー』(14日)に、すべての自国民が滞在国で献血をするように」とのサウジアラビア政府の指示に従い、在日本サウジアラビア大使館(東京都港区六本木1)が留学生たちに献血をさせようとしたところ、多くは英国留学経験があるなどの理由で献血できないことが分かった。大使館は苦肉の策として、「大使館内でごちそうするので、代わりに日本人が献血して」と異例の呼びかけをしている。
「大使たっての指令で、「金に糸目は付けず最高の素材」(大使館職員)の料理や菓子で礼を尽くす」といった内容がネットでも話題になっていたことから、けっこう人が集まるのではないかとは思っていたのですが、なんと5000人以上の応募者が殺到したのだとか!
世界献血者デー サウジ大使館に希望者殺到 『民族料理でおもてなし』 東京新聞「世界献血者デー」の十四日、在日サウジアラビア大使館(東京都港区)に“献血希望”の日本人らが殺到した。「協力者にはアラブ料理を振る舞う」という“おもてなし心”が、大きな反響を呼んだためだ。
最終的に受け入れたのは、今日と明日で計800人とのことですから、大使館側の当初の想定をとんでもなくオーバーしたのではないかと思われます。通常業務に支障が出るレベルだったのではないでしょうか。在日サウジ大使館が、そんなに大所帯だとも思えませんし。
サウジアラビア大使館献血について サウジアラビア大使館 公式サイトしかしながら、当初想定しておりました、お申し込みの人数を大幅に上回ってしまいました。大使館という特殊な環境、セキュリティにおいてもすべての皆様方にご協力をいただくことが困難である事から、先着800名様のお申し込みを頂戴した皆様にサウジアラビア大使館でのご協力をお願いさせていただきます。
私どもといたしましては、これほど多くの皆様にご協力をいただく体制が整っておらず、ご協力者様への十分な対応もできないことにより、逆に皆様方の善意を損なってしまうと判断し、大変心苦しいのですが、このような方法をとらざるをえない状況でございます。
つくづく思うのは、今回の企画立案した人は才能ありますよね。サウジ政府のお達しと日本の事情の両方をクリアし、なおかつ政府のそもそもの目的である「相手国との友好を深める」という効果においては、ただ留学生に献血させただけに比べても断然高い効果を生んでますし。
それに、日本人の「外国の珍しいもの大好き」「ご当地料理大好き」「祭り大好き」といった特性を、偶然なのか計算なのか、うまく突いてますよね?。
「サウジアラビアの高級料理」を、「正真正銘本場の人たちの提供」で「普段はめったに入れない大使館でご馳走になる」なんて、興味そそられる日本人、絶対にたくさんいますもん。
遠方で参加は無理という人も、このニュース観てサウジにちょっと好感持ったという人もいると思います。そもそも献血された血液は日赤が使うわけですから、費用は完全にサウジ大使館の持ち出しですしね。
言われたことをやるのは得意だけど創意工夫の才能に欠ける日本の公務員の皆さんも、是非こういう知恵を身につけて欲しいものです。
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