FAQ ゲームの仕事・ゲーム会社

Q1-1. ゲームの仕事って、やっぱり残業とか多い?

正直言って、少なくはないです。どこの会社でも。忙しい時期になれば深夜残業はザラで、ほぼすべての開発者が、会社に泊まり込みの経験があると思います。
ただ、「24時間働いてる人」って、何もゲーム業界だけじゃありません。
出版やデザイン、ITなど知識集約型の業種では、「締め切り前は残業続き」になるのは当たり前、というところは多いです。あまりいいことではないのでしょうけど、業務の性質上、仕方ないところがあると思うのですが、どうでしょう?

それに最近は、1本のゲームを制作するのに1〜2年、大作だと3年ほどかかりますから、このような「徹夜の作業」が行われるのも、1年に1〜2回程度です。あとの普段の日は、「夜は遅いけど朝の出社時間も遅い」ということが多いです。ゲーム会社はフレックス制を取り入れている会社が多く、またゲームの開発スタッフには夜型人間が圧倒的ですから。
ですので、毎日夜の帰りが遅いにしても、働き詰めというわけではないんです。

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Q1-2. ゲーム会社のお給料ってどれくらい?

会社によって千差万別です。
ゲーム業界の就職本などに、こういった基本データがまとめてありますので、参考にしてみて下さい。

ゲーム会社の中でも、年棒制だったり、月給制で基本給は低いければボーナスはかなり多かったりと、給与システム自体が会社によって様々なので、なかなか比べるのは難しいです。
また、ゲームファンの方ならお分かりだと思いますが、ゲーム会社というのはヒット作が出た年度と出なかった年度とで、会社の業績が大きく変わる傾向がありますから、「ヒット作があったか」「自分はそのヒット作の制作に関わったか」などによってボーナスの額がそのつど大きく変動するので、こういう面でも「この会社は給料良い・悪い」というのを単純に比べられないんです。
この辺のところを知るには、実際にその会社で働いている人に聞いてみるのが、唯一の方法だと思います。

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Q1-3. ゲーム開発で使われる言語や機材はなに?

コンシューマ機に関しては基本的にC言語です。

マシンは、ごく普通のPCです。それに専用の機材をつなげて使います。特別な開発用マシンがあるわけではありません。

ちなみにこれらについては、ゲーム機が代替わりするに伴って変わっていくので、まだ就職まで4年も5年もあるような人には、あまり気にしなくていい、というより、気にしても仕方ない問題と言えます。

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Q1-4. 身体怖したり、ノイローゼになったりで辞める人が多いって本当?

こういう噂は絶えないようですね。。。
確かに、ゲーム制作の仕事は、楽な仕事ではありません。スケジュールが大幅に遅れてしまい、最後には会社に泊まり込んで仕事をし、マスターアップしてOKが出たとたん、連続休暇というより連続病欠になる人とか、頭痛薬を大量消費する人とか、珍しくありません。
ただ、他の業界と比べて、特に労働環境が悪いとは思えません。ゲーム制作が本当に切羽つまるのは、マスターアップ前の一定期間だけですが、わたし知人で商社に勤めている人は、1年中忙しく働きまわっています。
また、ゲーム会社も数が増え、規模の大きなところもいくつもあります。従業員数百人規模の企業ならどこにだって、ノイローゼになる社員の1人や2人くらいいるというものでしょう、確率的に。
この業界を目指している人には特に、こういった面白半分の噂には、振り回されないで下さいと言いたいです。

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Q1-5. ゲーム会社に就職したら、すぐにプランナーになれるの?

職種別採用のメーカーに「企画」で受かり、希望通りに配属されたのなら、企画の仕事はできるでしょう。
ただしそれは、「全て自分の思い通りのゲームがすぐに作れる」のとは違います。多くのメーカーでは、まずは、誰か先輩のプランナーが既にいる開発チームに入って、その人の元でアシスタントとして手伝いをしながら、部分的に仕様作成を手がけたり、プランナーの仕事を学んだりすることになります。

ストーリーとか、イベントのアイデアとか、デザイン、演出とか、そういう「アイデアだけを考える」職種というのは、ありません。開発の仕事をしている以上、「アイデアを考える」というのは、どの職種においても、当たり前のことなのです。
プランナーの仕事を、「開発チームのリーダーとして、どういうゲームを作るか決めてスタッフに指示を出す仕事」だと思っているのでしたら、それはプランナーというよりもディレクターの仕事です。そしてもちろん、ディレクター職に就くには、これらをこなせるだけの能力と経験が必要です。正直なところ、入社間も無い社員には、ちょっとできない仕事です。チームのメンバーが、全員開発ディレクターより年齢も経験も上、なんていう開発チームが、1年間かけて1つのソフトを作るなんて、とうてい無理でしょう。

全て自分の意志でゲームを作りたいのなら、自分でメンバーと資金を集めて、自主制作をするのが1番の近道でしょう。

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Q1-6. ゲーム会社に、大学院卒の人はいる?

同様のご質問のメールを、何人もの方から頂いています。
このことからも判りますが、マスター卒でゲームメーカーに勤務している人は、珍しくはありません。わたしの友人にも、何人かいます。ただ、全員上場メーカーですが。
少なくとも、大手メーカーであれば、学歴が高すぎて逆に倦厭される心配は、ほとんどありません。

有名大学出身者の場合、障害はもっと別の所にあるかも知れません。わたしの友人には、「ゲームメーカーに就職すると言ったら、親に泣かれた」「仕送りを止められた」など、涙の苦労体験(?!)の持ち主がいます。

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Q1-7. ゲーム会社の広報の仕事って?

ゲーム雑誌などにしばしば登場する、ゲームメーカーの広報。ゲームメーカーの中でも、比較的女性が多い部門です。
仕事の内容については、実際のところ、例えば電器や音楽業界などの広報と比べて、特に大きな違いは無いと思います。わたしの周囲では、最初から広報や営業を志望して入社した人には、「ゲーム業界が第一志望!」だった人は少なく、「人」の面から見ても、他業界と大きな違いは無いでしょう。

具体的な業務内容を挙げますと。
パッケージやポスターや広告の作成、TV・雑誌等への広告出稿、ゲーム雑誌・一般雑誌への素材(画面写真・紹介文等)の作成と提供、各種ゲームショー出展の準備と当日のパブリシティ対応、イベントの企画・運営など。これらを、デザイン会社や代理店、イベント会社、もちろん開発部門などを通じて行います。

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Q1-8. プランナーになるのに、プログラミングのスキルは必要?

1人でゲーム1本作れるほどの「プログラミング技術」は必要ありません。しかし、プログラマーさんとの打ち合わせの際に出てくる専門用語を理解できる程度の「知識」は必要です。

とはいえ、これはあくまで平均的な基準であり、やはりゲーム会社によって求められるレベルは違います。特に、プランナーを大勢採用するメーカーでは、プランナーがテキストなどのデータだけでなく、スクリプトの作成レベルまで手がけることが多く、この場合は自分で簡単なプログラミングができる程度の知識が必要です。
就職活動において、プランナーとして合格できる可能性を少しでも高めたいのであれば、初心者向けのC言語の本をマスターする程度の勉強は、しておくといいでしょう。

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Q1-9. ゲーム会社は離職率が高いって本当?

ゲーム業界の公式な調査結果があるわけではないので、あくまでわたしの体感でのお話になりますが。

近年、日本企業における新卒正社員の入社3年以内の離職率は、大卒で3割、高卒で5割といわれています。
ではゲーム業界に限ってみるとどうかといえば、おそらくこれらの平均的な数字よりも高いのではないかと思います。というのは、このサイトでも度々触れていますが、ゲーム業界は昔から転職が盛んな業界なんです。また、一昔前ほどではありませんが、独立して自分たちで新たに会社を設立する人たちも少なからずいます。
今よりも良い雇用条件や仕事内容の会社に転職するのも、退職して自分たちで会社を興すのも、数字の上では「離職」です。

昭和の時代と違い、今はどんな業界に就職したとしても、倒産やリストラの危険と無縁ではありません。それならば、転職が盛んで、もし自分のいる会社がダメになっても他の会社に移れる可能性が高い業界だということは、むしろ良い点だろうとわたし個人は考えるのですがいかがでしょう?

もちろん、退職してゲーム業界から離れていってしまう人もいます。
例えば、これも他で書いた通り、ゲームの開発職を志望する方にはいわゆるオタク的な人が多いのですが、そういった人の中には対人関係が苦手な人が少なくありません。ゲーム開発は長期間に渡るチームでの作業ですので、プログラミングや絵の技術が高くて採用試験に受かった人でも、結局周囲とのコミュニケーションがうまくいかず、人間関係に行き詰って辞めてしまう人が少なからず出るんです。
そういう人はやはり、退職すると別の業界へ行ってしまいます。

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